本日は埼玉県川越にありますうなぎ専門店「小川菊」さんを紹介したいと思います。
今回の7月の4連休は昨今の状況を考えまして、地元から電車で10分圏内の近所に散歩がてら寄ってきました。
- 川越と鰻の歴史
- 川越でも一二を争う人気店「小川菊(おがきく)」の紹介
- 順番待ち方法は「発券制」。呼び出し状況は携帯で確認できるので待ち時間は他の場所を散策できる
- 確実に食べたいときや待ち時間を短くしたいなら開店前に発券を!!
- お店は外観、内観とも歴史ある和風の作りでいい感じ
- メニュー
- 絶品のうなぎはテイクアウトも可能
- 小川菊(おがきく) ホームページ
- 食べログ情報
- 川越のグルメ・食べ歩きの情報をまとめた記事を書きました
川越と鰻の歴史
川越で鰻というのも馴染みがない方もいると思いますが、川越には江戸時代創業のうなぎ専門店も多く、古くからうなぎが有名な地域です。
小江戸川越観光協会のページからその背景を引用すると下記の通りです。
川越でうなぎがさかんになったのは江戸時代。豚など肉類を食することを禁じられていた当時、周りに海がないこの辺りで生活していた人たちのタンパク源となったのが入間川や荒川、多数の河岸でとれる、鯉やどじょう、そしてうなぎでした。
そしてそのうなぎを調理するのに利用されたのが特産品として有名であった醤油でした。
この醤油を使ったおいしい蒲焼は平賀源内の「土用のうなぎ」説から瞬く間に庶民に広まったと言われており、現在に至っております。
川越でも一二を争う人気店「小川菊(おがきく)」の紹介
鰻の激戦区川越の中でも人気なのが「小川菊(おがきく)」さんです。
江戸時代後期文化4年(1807年)創業。創業から受け継がれた一子相伝の秘伝のタレを使った伝統の味を守り続けるお店だそうです。
ネットの評判を見ても川越で一二を争う人気店のようで休日はいつも待ち時間がとんでもないことになっているそうです。
順番待ち方法は「発券制」。呼び出し状況は携帯で確認できるので待ち時間は他の場所を散策できる
順番待ち方法ですが、お店の前にある発券機で人数を入力すると「受付番号」が発券されます。後は呼び出されれるまで他の観光名所を散策することができます。発見された紙にはバーコードがついていて、読み込んで登録すると現在の呼び出し状況を確認したり、呼び出されたらLINEで通知されるよう設定することができます。
確実に食べたいときや待ち時間を短くしたいなら開店前に発券を!!
連休や休日などの混雑する日は受付番号の発券もすぐに終了してしまうので注意が必要です。また、待ち時間を少なくしたい方はなるべく開店前に発券した方がいいと思います。参考までに2020年7月26日(日)の4連休の最終日の私が確認した情報です。
- 10時20分(開店の40分前)に発券。受付番号は16番目。
- 11時00分開店。受付番号は50組ぐらい。
- 11時13分ごろ、受付番号16番が呼び出しされる。
- 11時25分ごろ(開店25分後)、ランチ営業分の発券が終了。
お店は外観、内観とも歴史ある和風の作りでいい感じ
外観
まだ開店前です。
とても歴史のありそうな建物ですね。
内観
清潔感もありいい感じの内観でした。一階は土足のまま、二階は靴を脱いで畳の部屋のようです。私は一階の座席に案内されました。座席はコロナウィルス対策で机と机の間には透明な敷居があり、ソーシャルディスタンスを保てるよう一つの机に一組までとなっているようでした。
メニュー
メニューはうな重、蒲焼、鶏蒲三色、一品料理などがありました。
今回は「うな重の上重」、「白焼」と数量限定の「きも焼き」を注文。ちなみにごはんの量は大盛りを選択することもできるようでしたが、今回は普通盛りを選択。
注文してから15分後くらいに「きも焼き」、20分後に「白焼」、25分後くらいに「うな重」が届きました。やはり一つ一つ丁寧に焼くので、届くまでは少し時間がかかるようですね。
きも焼き
まずは「きも焼き」からです。
しっかり焼かれたきもの独特の触感と甘辛いタレうまい!!
白焼
次に白焼を食べます。白焼はタレを付けずに焼かれたうなぎを醤油とわさびを付けて食べます。
ほくほくの身で何も着けていないのにじわっと感じるあぶらが最高です。
タレをつけないので鰻本来のうまみを味わうことができる白焼はおすすめの食べ方です。
うな重(上重) 香・きも吸い付
そしてついに本命のうな重です。
お重に入ったうな重ときも吸い、お新香付きです。
蓋を取ります。
立派な鰻が登場です。
タレのいい香りがする!!!!!!
一口食べると感じるタレの旨味。
鰻本来のあぶらとタレが合わさって旨さ倍増です。
定番ですが、この甘辛いタレがごはんがめちゃくちゃ合うので箸が止まらない!!
もちろん身はは柔らかく、ふわっとしています。
とても美味しかったです。
川越に来たらぜひとも寄りたいお店ですね。
絶品のうなぎはテイクアウトも可能
うな重、蒲焼、白焼はお持ち帰りも可能でした。
お持ち帰りは店頭で注文するか、電話の予約も可能なようです。
お店で食べている間もお持ち帰りの予約電話が結構かかってきているようでした。
私もお土産用に帰りがけ(18時半ごろ)に店頭でお持ち帰りを注文しましたが、待ち時間30分ほどで用意していただきました。
小川菊(おがきく) ホームページ
食べログ情報
小川菊
049-222-0034
埼玉県川越市仲町3-22
https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11000040/