岩手県盛岡三大麺の一つ「じゃじゃ麺」、そのじゃじゃ麺発祥のお店「白龍(パイロン)」を紹介します。
外観・場所・アクセス
今回お邪魔したのが盛岡駅の建物内にあります「白龍 フェザン分店」です。訪問時はゴールデンウィークだったため、とても長い行列ができていました。
ちなみに本店にも行ってみたのですが、フェザン店以上の行列かつ、列の進みがほとんどなかったため諦めてフェザン店に伺いました。ちなみに20分以上待って一歩も進まなかったため、本店の回転はあまり良くないようです。
フェザン店も並びましたが、回転はこちらの方がかなり早かった印象です。
メニュー
こちらがメニューです。
食事のメニューは下記のとおり、じゃじゃ麺とちいたんたん、餃子のみです。
- じゃじゃ麺(小)
- じゃじゃ麺(中)
- じゃじゃ麺(大)
- じゃじゃ麺(特大)
- ちいたんたん
- お子さまじゃじゃ麺(おもちゃ付き)
- 水餃子(5ヶ)
- 焼餃子(5ヶ)
今回はじゃじゃ麺(大)とちいたんたん(あとで紹介します)を注文しました。並んでいるときに注文を聞かれ、そこから出てくるまで少し待ったので茹で時間が長めなんだなと理解しました。
じゃじゃ麺(大)
まるでうどんのような白い麺に乗せられたきゅうりと肉味噌。添えられた刻みしょうがと漬物。シンプルですが、関東ではなかなか見ない見た目の食べ物です。
別アングルからどうぞ。
ここでお店おすすめのじゃじゃ麺の食べ方に沿って食べていきます。
まず始めに麺と味噌をよく混ぜて一口。まず麺。平打ちのうどんのような麺でワンタンのようにやわらかくてそれでいてモチモチです!!味噌は肉など様々な具材が混ざっていて、味わいは中華風な肉味噌といった感じです。その味噌が濃厚で麺とよく絡んで美味しいです。
次に卓上にあるお酢、ニンニク、しょうが、ラー油などの調味料をお好みでかけて味変しながら食べます。ガツンとくる調味料ですが、それに負けない味噌の味が効いています。
ちいたんたん
一口分麺を残したタイミングでちいたんたんを頼んだ方は生卵が支給されているので、投入してかき混ぜてその状態でスタッフにちいたんたんをお願いします。
ちいたんたんの正体は残った味噌とゆで汁で作った〆のスープのようなものです。味噌も卓上にあるので、調味料とともに自分で味付けをしてお好みの味を楽しみます。
最後はあっさり味噌味のスープを飲むような感覚で頂きました。にんにくやしょうがが効いて身体がポカポカになりましたね!!
岩手県のソウルフードとも言えるじゃじゃ麺を頂きました。なかなか普段味わうことのできない味で美味しかったです。ごちそうさまです。
気になるジャージャー麺と盛岡じゃじゃ麺の違い
じゃじゃ麺と聞くと、ジャージャー麺を想像する方もいると思いますが、違いが気になったので調べてみました。
ジャージャー麺(炸醤麺)は中国に料理で中華麺と味噌を組み合わせた料理で、盛岡じゃじゃ麺はうどんのような麺を使用しています。
盛岡じゃじゃ麺の発祥は白龍の主人が満州で食べた炸醤麺を食べて、再現したのが始まりと言われているようで、じゃじゃ麺のルーツはジャージャー麺から来ているようです。
元祖 盛岡じゃじゃ麺 白龍 公式ページ
白龍の読み方は「はくりゅう」ではなく、「ぱいろん」です。
食べログ情報
白龍 フェザン分店
019-623-5167
岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡フェザン おでんせ館 1F
https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3009618/