茅場町に2023年8月2日にオープンしたラーメン店「麺や 紀茂登(めんや きもと)」さんを紹介します。
「麺や紀茂登」さんは神楽坂のミシュランガイドで二ツ星を獲得した高級懐石料理店「紀茂登」によるラーメン店で注目のラーメン店です。「完全予約制」、「一杯3000円以上のラーメン」と話題のお店です。どんな味なのか紹介していきます。
外観・場所・アクセス
場所は茅場町駅3番出口から徒歩2分です。少しお店がある雰囲気のない川沿いの通りのビルの1階にお店がありました。
自動ドアを抜けると券売機ともうひとつ入口があり、ここで予約の名前を確認されます。予約確認後、券売機で食券を購入し、座席に着きます。
メニュー
- 特製
- 特製麺少なめ
- おかわり和え麺
- おかわり和え麺ハーフ
- ハーフセット(特製ハーフ + 和え麺 + ウーロン茶)
- 青搾菜
お値段はラーメンでは最高峰の1杯3500円という高級ラーメン路線です。またおかわり和え麺は特製を頼んだお客さんのみ購入可能です。
今回は贅沢に「特製」、「おかわり和え麺ハーフ」、「青搾菜」を注文します。
特製
しばらくして着丼と共に店員さんからスープの説明があり、アワビ、白甘鯛、3種の地鶏を使ったスープとのことです。ホームページを見ると、3種の地鶏は熊野地鶏、天草大王、岡崎おうはんの良いところを抽出したスープとなっているようです。水にはエビアンを使用しているそうでこだわりを感じますね。
スープは月毎にそのときの極上の食材を選んで変わっていくようです。何回通っても新鮮さを味わえて良さそうです。
そのスープから。とても上品な鶏のお出汁が出ています。魚介類の出汁は全面には来ませんが、旨みの下支えがあります。山椒が効いていますが、辛さではなく香りを楽しむ感じです。日本料理感のある優しいおだしでした。
麺はストレートの細麺でやわらかく、スープにしんなりと調和していく感じです。スープの優しさを邪魔しない良い麺です。
チャーシューは2種類。まずは低温調理のチャーシュー。柔らかくとけていくような味でした。
もうひとつのチャーシュー。こちらは脂身の乗った豚バラチャーシューです。脂が甘くてとろける味です。
おかわり和え麺ハーフ
こちらが特製ラーメンが食べ終わる頃を見計らって出てきた「おかわり和え麺ハーフ」です。よく混ぜて頂きます。
和え麺は特製と麺から別物でこちらは中太のちぢれ麺です。食べると麺がモッチモチです。味は和え麺にしては珍しくとても優しい味です。特製のスープよりは濃いめですが、それでもあっさり系でした!!斬新で美味しかったです。
青搾菜
最後に青搾菜(青ザーサイ)です。ザーサイというとあの一般的なやつのイメージですが、全然違いますね。
分厚くてシャキシャキの歯ごたえがザーサイとしては初めての食感で面白くて美味しいです。少し塩辛めなのでおつまみとしても美味しそうでした。
和食料理店が作るラーメンということで気になる「麺屋 紀茂登」さんのラーメンを頂きました。美味しくて、なかなか他では味わえない貴重な美味しさでした。美味しかったです。ごちそうさまでした。
予約方法について
完全予約制の「麺や 紀茂登」さんですが、予約は専用の予約サイトから行うことができます。
現状のところ、予約枠が解放されるタイミングで埋まってしまうことも多いため、確実に予約を狙うならば予約サイトに記入されている「次回枠の受付開始日時」に待機してるのが良さそうです。
食べログ情報
麺や 紀茂登
東京都中央区日本橋茅場町1-12-6 FF日本橋茅場町 1F