埼玉県ふじみ野市の川越街道沿いにある麦とろ専門店「むぎとろ」さんを紹介します。1966年(昭和41年)創業の老舗でかつての川越街道の宿場町「大井宿」を感じさせるような建物が迎えてくれるお店です。
外観・場所・アクセス
場所は東武東上線「ふじみ野駅」の西口からイオン大井店方面に歩いて徒歩16分ほどの場所にあります。東京から川越につながる川越街道沿いにあり、車で寄りやすい場所にあります。
お店の隣には駐車場はありませんが、徒歩2分のところにむぎとろ専用駐車場もあるみたいです。
チェーン店のお店などが並ぶロードサイド沿いで異彩を放つ和風な歴史的な建物が目立ちます。そして大きく書かれた「むぎとろ」の文字が気になっちゃいますね。
店内もなかなか年季の入った感じで昭和にタイムスリップしたような雰囲気があって良いです!!カウンター席、テーブル席、お座敷席があります。一人での来店でしたが、4人がけのテーブル席に案内されました。
メニュー
和紙で「御献立帳」と書かれたメニューが席に置いてあります。これもすごい雰囲気があっていいですね!!和紙ってこんなに布みたいにしっかりしているのかとびっくりです。
川越街道名物の麦とろは単品か麦とろ(小)と蕎麦かうどんの麦とろセットがあります。
手打うどんそばのメニュー。夏の陣って書いてあるので夏限定メニューなのかな?
- 天ざる
- とろろ
- きの子
- 揚玉
- ざる
- もり
御飯物。メニューは蕎麦屋っぽいです」。
- 天重
- えび玉丼
- かつ丼
- 親子丼
- 玉子丼
定食もあります。
- 天ぷら定食
- 豚かつ定食
- 若鶏唐揚げ定食
- 生姜焼定食
- ライス
今回は麦とろ(小)と冷たいおそばのセットを注文。
麦とろ(小) と冷たいお蕎麦のセット
こちらが麦とろセットです。麦とろ、お蕎麦、お新香、お味噌汁が乗っています。
まずはすり鉢に入った麦とろから。麦とろとは名前のとおり「麦」と「とろろ」です。むぎとろさんの麦とろは「麦」の上に
「とろろ」が麦が見えないくらいたっぷりかかっています。真ん中に「うずらの生たまご」、青のりがふりかかっています。麦とろは味を薄めにしているので足りない場合は卓上の醤油をかけてくださいとのこと。
それでは頂きます。とろろのトロトロ感!!麦のプチプチ食感!!青のりの風味!!それぞれが混ざりあってズルズルと音を立てて食べられます。王道のとろろめしです。
麦ご飯というより麦100%だった。うずらの玉子の黄身を割ると玉子ご飯のようにコクのある黄身の味ととろろを一緒に楽しめます!! わさびを入れて辛みを足すのも相性抜群でおすすめです!!
セットに一緒に乗っていた刻んだ漬物を入れても美味しかったです。しゃきしゃき食感と塩味が加わります。果たして食べ方があっているのかはわからない。
ざるに入ったお蕎麦。海苔もかかったざるそばスタイル。
太くて食べごたえある系のお蕎麦。蕎麦の香りと海苔の香りと出汁の味がしっかり感じられ美味しかったです!!しっかり濃い感じの蕎麦湯も頂けるので最後まで美味しく頂きました。
雰囲気ある建物で食べる体験的な面での楽しさと昔懐かしさを感じる麦とろやお蕎麦に心も体もほっこりしました。いつまでも残って欲しい地元の名店です。美味しかったですをごちそうさまでした!!
食べログ情報
むぎとろ
049-261-5189
埼玉県ふじみ野市ふじみ野1-8-40