本日は長野県にあります「藤木庵(ふじきあん)」を紹介します。藤木庵は文政十年(1827年)の江戸時代に創業した蕎麦屋で、200年近く善光寺の門前町で営業する歴史ある門前そば屋です。
外観・場所・アクセス
お店は長野駅から徒歩20分、バスだと10分ほどの場所あります。お店としても蔵のような由緒正しい雰囲気を感じる外観となっております。
人気店ですのですぐに入れない場合がありますが、その場合は順番待ち表に名前と人数を書いて呼ばれるのを待つ方式となっています。ちなみに店内に待合席も用意されています。
メニュー
こちらが冷たい蕎麦のお品書きです。
- せいろ
- とろろ(松代産 長芋)
- ごくらく(蕎麦つゆ・とろろつゆ・くるみつゆ)
- 梅辛味おろし(紀州梅と辛味大根)
- 本日の天せいろ
- 鴨せいろ(岩手産鴨)
冷たいそばは二八そばと十割そばを選択可能です。
こちらが温かいお蕎麦のメニューです。
- かけ
- 山かけ(松代産 長芋)
- おぼろ
- にしん
- 天ぷら(海老天2尾と季節の野菜)
その他ご飯ものメニューがあります。
- 天丼
- 小天丼
- とろろごはん
天ぷらの具は日替わりになってます。こちらは三品盛り。
こちらは野菜五品盛りです。
今回は人気メニューだという3種のつゆが楽しめる「ごくらく(十割)」と天ぷらの三品盛りを注文しまた。
ごくらく(蕎麦つゆ・とろろつゆ・くるみつゆ)
しばらくして蕎麦と天ぷら登場。3種のつゆを楽しめるように器も3つあります。左からくるみつゆ、とろろつゆ、蕎麦つゆです。
くるみつゆはそのまま、とろろつゆはそばつゆを入れて好みの味付けにします。
こちらが十割蕎麦です。三種のつゆが食べやすいように三等分されてますね。藤木庵さんの蕎麦は風味豊かな蕎麦になるよう長野県信濃町で作られる、『霧下蕎麦(きりしたそば)』と呼ばれる蕎麦を使っているそうです。
まずはシンプルに蕎麦つゆでいただきます。蕎麦自体が瑞々しく蕎麦の香りをしっかり感じとることができます。蕎麦つゆは鰹の出汁がしっかり効いていますが、蕎麦も負けない香りと味が出ています。
続いてとろろつゆです。とろろがとても濃く、蕎麦に絡んでとても重いです。味は濃厚でとろろがほんのり甘く感じます。強い蕎麦の香りと濃厚なとろろの相性抜群でした。
最後はくるみそばです。甘さ控えめの本格的な胡桃感強めのくるみつゆですね。素朴なくるみの味と香りにすることであくまで蕎麦の味を楽しむ工夫がされてますね!!
天ぷらの三品盛り(海老、烏賊紫蘇巻き、カマス)
天ぷらは揚げたて熱々で出てきます。衣はさくっとしていて身はふっくらの白身魚のかます、プリプリの海老、シソの味がアクセントになって美味しいイカの天ぷらどれも絶品でした。
最後は蕎麦湯でつゆを最後まで頂きます。蕎麦の味が濃く出たいい感じの蕎麦湯だったので最後まで蕎麦を感じながら楽しむことができました。ごちそうさまです。
藤木庵 公式ページ
食べログ情報
藤木庵
026-232-2531
長野県長野市大門町67番地